「阿弥陀如来 -浄土への憧れ-」@根津美術館

東京都

「阿弥陀如来 -浄土への憧れ-」@根津美術館

「阿弥陀如来 -浄土への憧れ-」
会期:2022年5月28日(土)~7月3日(日)
会場:根津美術館(表参道駅 徒歩)

阿弥陀如来は、飛鳥時代にはすでに信仰され、
のちに浄土信仰が盛んになると、
極楽往生へと導く救いのほとけとして、国中で崇められるようになったといいます。

日本における阿弥陀如来さまの始まり

日本の阿弥陀信仰は飛鳥時代から。
平安時代になり密教が入ってくると、むしろ阿弥陀信仰は強まります。
(その立役者の一人が天台宗の円仁)
平安時代から鎌倉時代にかけて、貴族や武士、そして庶民にも浄土信仰は広がり、
様々な仏像や仏画が作られるようになります。

日本と高麗の阿弥陀如来さまのお迎えの違い

日本では阿弥陀さまは画面左からお迎えに来ますが、
朝鮮・高麗時代の阿弥陀さまは右からお迎えに来るのがスタンダードだそう。

そして、
お足元にも違いがあります。
両国とも、足元には蓮がありますが
日本の阿弥陀さまは雲に乗ってお迎えに来るのに対し
高麗時代の阿弥陀さまは雲には乗っておりません。
また、
日本の阿弥陀さまは穏やかな表情を浮かべているのに対して
高麗の阿弥陀さまは、どちらかというと厳しいというか、
たくましいような強めの印象を受けるお顔でした。

高麗が厳しい世だったからなのでしょうか
時代や世の中を反映させているものなのかなと
なんとなく感じてきました。

ティールームでひと休み

いつもはケーキとお茶を頂きますが
ちょうどランチタイムだったので、ランチを頂きました。

限定メニューのミートパイとレモネードを注文。
美味しくいただきました!

ランチのあとは、庭園を少し散策しました。
厳しい暑さ!!
お昼時の庭園散歩は少々厳しいですので
また秋ごろにのんびりお散歩させていただこうかと思います!

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