「水墨の風 - 長谷川等伯と雪舟」へ行く(2017)

2017-07-05.jpg

『水墨の風 ―長谷川等伯と雪舟』
【会期】2017年6月10日(土)〜 7月17日(月・祝)
【場所】出光美術館

もともとは、中国伝承の絵画表現である、水墨画。
日本に伝わり、独自の進化を遂げました。

中国・明ではじめて本場の水墨表現に学んだ雪舟。
その後大きな飛躍をとげた水墨画を日本人の感性にかなった表現にまで高めた、雪舟五代を名乗る長谷川等伯。
そして、時代の変遷とともに多様化する水墨画。

中国絵画の名品とともに、その流れを追ってゆく展示となっています(^o^)

中国絵画をまじまじと観たのは、初めてでした。
なかなかの細かさで、こんな細い線を筆で書いていたのかと、驚く細かさでした。
水墨で画かれるイメージは、短縮されていたり、にじみで表現されていたりの印象が強かったのですが、
とても細密に描かれているものもあったのですね。
新発見でした(^o^)

中国から伝わり、中国のモチーフをそのまま画いていた日本人の水墨画家たちでしたが、等伯は、日本で見られない事物を画くよりも、日本で身近な事物を画くほうが伝わるだろうと、日本人に身近な事物をモチーフとして選び、日本独自の感性に寄り添った作品を描いていきました。

その後の水墨表現の多様な展開では、初期狩野派、そして江戸狩野の作品、池大雅・浦上玉堂らによる個性的な文人画等の作品も見ることができました。

水墨に絞った展示も、なかなかおもしろかったです(^ ^)v



この記事へのコメント