東京国立博物館/特別展「春日大社千年の至宝」(2017年)へ

2017-03-14.jpg

東京国立博物館/特別展「春日大社千年の至宝」
【会期】2017年1月17日(火) ~ 2017年3月12日(日)
【場所】東京国立博物館

平成27~28年にかけ、20年に一度の『式年造替(しきねんぞうたい)』で、
しかも、今回は第六十次!ということでした!

【式年造替(しきねんぞうたい)とは・・・?】
20年に一度、神様のお住まいを改めることにより、
若々しく力強い御神威のご発揚を願う意味があるそうです。
「新たなお力でご加護をいただきたい」との願いから式年造替の制度が始まったとのこと。
また、建築技術の継承という見地からは、その技を父から子へ実地に伝えるためには20年ぐらいがちょうどいい期間ということもあるそうです。
大工さんたちの特殊な技術を絶やさない、という、とても大きな意味もあるのですね!

しかし、文化財保護の法律によって新築にはできないため、
傷んだところを修理したり、御色を塗り替えたり、御屋根を葺き直したりという大修理が行われます。
『保存修理』で、後世に技術を伝えてゆくそうです。

もう期間は終わってしまったのですが、下記の時期にあった
平成28年12月1日(木)~12月10日(土)
平成29年1月10日(火)~3月31日(金)
式年造替を記念の『式年造替特別公開』で春日大社自体も見学してきていました(^ ^)

そんな特別公開の参拝もしたばかりだったので、
とても興味しんしんの展示でした。

【展示を見て・・・】
奈良時代の初め、平城京の守護と国民の繁栄を祈願するため創建されて、
古くから鹿を「神の使い=神鹿(しんろく)」としています。
武甕槌命(たけみかづちのみこと)という神様が鹿に乗り、春日の地に降臨した様子を描いた絵が何枚もありました。
春日信仰に伝わる特殊な形の曼荼羅も多く、独特の山岳信仰があったことを感じました。

神仏習合の歴史も感じられ、
春日大社の祭神のうち、若宮は文殊菩薩と同体と考えられていました。
神と仏の一体化を象徴する仏像も展示されていました。
(神仏習合とは・・・?日本土着の神祇信仰(神道)と仏教信仰(日本の仏教)が混淆し一つの信仰体系として再構成(習合)された宗教現象)

そして、春日の神々の霊験を描く全二十巻の絵巻の展示。
とても綺麗な状態で残っていて、とても200年以上も昔のものには感じませんでした。
神様が、人の住む土地に降りてきたときのお話らしくて、見ていて、なんだかおもしろかったです。
けっこう、かわいいお顔に描かれているんです。
平和そう。

とても興味深く見学させていただきました(^ ^)



この記事へのコメント