「大エルミタージュ美術館展」へ(2017年)

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『大エルミタージュ美術館展』
【会期】2017年3月18日(土)-6月18日(日)
【休館日】5月15日(月)
【開館時間】午前10時-午後8時(火曜日は午後5時まで、但し5/2は午後8時まで)
【会場】森アーツセンターギャラリー

『大エルミタージュ美術館展』へ行ってきました!

「エルミタージュ美術館」は、世界3大美術館のひとつ
ロシアのサンクトペテルブルクにある美術館です。
今回は、絵画作品1万7千点の中から、85点が日本にやってきました!
出展される油彩85点すべてがエルミタージュ美術館の常設展示作品、
すなわち美術館の顔ともいうべき作品群だそうです。

【世界3大美術館】
■メトロポリタン美術館(ニューヨーク・マンハッタン)
 展示面積:56,600㎡
 作品所蔵数300万点で約4分の1が展示されている
■ルーヴル美術館(フランス・パリ)
 展示面積:60,000㎡
 所蔵品は収蔵品380,000点以上で約10分の1も展示されていない
■エルミタージュ美術館(ロシア・サンクトペテルブルク)
 部屋面積:46,000㎡
 約310万点の作品を所蔵

エカテリーナ2世が美術館を作ったのは1764年。
親しい人たちに絵画を見せる場所として作ったため”エルミタージュ”(フランス語で”隠れ家”の意味)と名づけたそうです。

なんと、会場入ってすぐにあるエカテリーナ2世の肖像画が、期間限定で撮影OKでした!
エカテリーナ2世とツーショット撮ってきちゃいました(笑)
(撮影可能期間:4月3日~28日の月~金・平日のみです)

西洋画の流れを感じることの出来る展示となっていました。

第1章 イタリア:ルネサンスからバロックへ
 僕の好きなヴェネチアの景色が画かれた作品がたくさんありました!
 ここ歩いた!とか、昔はこんな船があの港に集まっていたのかぁとか、
 何百年も変わらない景色なんだなぁっても思うし、絵画を見るたび
 西洋の数百年も変わらぬ景色に、不思議な感覚も覚えるのでした。

第2章 オランダ:市民絵画の黄金時代
 17世紀オランダは、驚くべき質と量の絵画が制作されたそうです。
 人々の生活が、画かれている作品が多くあります。

第3章 フランドル:バロック的豊穣の時代
 宗教画、肖像画、神話画、街の景色などなど様々な内容でした。

第4章 スペイン:神と聖人の世紀
 17世紀スペインは、スペイン絵画の「黄金時代」。
 フランス・スネイデルスの《鳥のコンサート》が印象に残っています。
 楽譜を持ったフクロウが指揮者をしていて、たくさんの鳥が合唱しているようなのですが、
 まとまりがなくて、フクロウが困っている、らしいです(笑)コウモリも混ざってるし。
 とても生き生きと画かれた鳥たちでした(^ ^)
 フランシスコ・デ・スルバラン《聖母マリアの少女時代》が、とっても可愛らしいマリア像ですきでした。
 劇的な明暗表現による絵でよく知られる作者だそうで、この画家としては珍しく愛らしい表現だそうです。
 画家の娘がモデルになっている・・・?とも言われているそうなので、愛ある表現なのかなぁ(^ ^)

第5章 フランス:古典主義的バロックからロココへ
 ジャン=オノレ・フラゴナールとマルグリット・ジェラール《盗まれた接吻》が、とても綺麗でした。
 ドレスの光沢の感じとか、奥の部屋に居る
 師弟で画いた作品だそうです。ふたりで描くこともあったんですね(^ ^)

第6章 ドイツ・イギリス:美術大国の狭間で
 ドイツ・ルネサンスを代表する聖母子像。
 本美術展のポスターにもなっているルカス・クラーナハ《林檎の木の下の聖母子》があります。
 幼いキリストはリンゴとパン切れをつかんでいて、パンはキリストが「最後の晩餐」で自らの体と見たもの(「聖体」)であり、リンゴ(アダムとイヴが食べた実)とともにキリストによる救済のシンボルだそうです。
 宗教画らしい宗教画、っていう色合いと、画面の中のまとまりと、代表作といわれるのも納得な美しさがありました!

ロシアにいけなくても、ロシアの美術館を味わってきました!!
見ごたえありです(^ ^)



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